銀河鉄道の夜 あるいは修羅の十億年
永遠の未完の物語でもあります
銀河を汽車にのって旅をする不思議な物語が好きでした
その中での出会いと別れ、そして友との永遠の決別 少年の成長物語でもありますね
銀河鉄道が来そうな場所で
この物語、賢治が何度も推敲かさねており、大きな違いがあるんですよね
それがセロのような声のブルカニロ博士の存在です
旅の道案内してくれる存在であり、最後には姿を現し、この銀河鉄道の旅はブルカニロ博士が仕組んだ実験であり、ジョバンニに「夢の中でみたとおり幸せを探してまっすぐ進むがよい」と教え、どこまでも行ける切符を授けてくれます
ジョバンニを導いてくれる人が最初はいたのですが、最後に推敲した原稿には博士の存在が全く消えています これは賢治自身が消したとか
最終的にジョバンニは導き手がいない状態で、1人で旅を続け、一人で歩いていくことになったわけです
どのような理由があったか分かりませんが、両方を読み比べることで、また違った銀河鉄道の夜の旅を楽しむことができるのは幸せなことですね
美しい星空を見ると銀河鉄道にのって旅をしたいといなと思いますね
星空を見上げ、物語に浸るのも良いものです
ついでのお月さま
朝のホーム ここは本当に好きな場所
賢治さんって弱者にとても優しい印象ですが、意外とこんな激しい一面もあるんだなっと思ったものです
物語を読んでいると、弱者を虐げるものにはものすごく怒ってるんですよね
激しい思いを秘めた方だったんだなと感じました
関係ないけどついでに撮ったやつも一緒にペタペタ
なんとなーくなイメージで撮ったのですが何かよくわからんことに
幼女とるの新鮮で楽しかった