あかねさす
あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る
紫野の生えた野原をあちこち行き来して 野の番人が見とがめるじゃない あなたが私に袖をお振りになるのを
袖を振るはこの時代求愛の仕草の事
この歌の前置きに「大海人皇子が蒲生ので狩りをしたときに、額田王が詠んだ歌」と記されていて、額田王は以前大海人皇子と結婚し子どもをもうけています ですがこの時点では別れて天智天皇の妻になっているのである意味大スキャンダル
ですが~実はこれ、狩りの後の宴席で場を盛り上げようと額田王が大海人皇子に呼びかけて詠み、それに返歌したって事みたいですね つまり暇を持て余したお貴族様の遊びです
その大海人皇子の返歌が
紫草の にほへる妹を憎くあらば 人妻ゆゑに 我れ恋ひめやも
ネタでもこんな歌を詠めるのは、三人の信頼関係か関係が良いからなんでしょうね
この歌は対で楽しんでこそ味がある歌だなと思います
そんな事を考えていたとある昼下がりでございます
画像はなんとなく撮っただけなので超適当 いつもだけどw
ついでにとったやつ
極 楽!!!
どーん!!!です
夕方の空と雲が綺麗でした♪