東風吹かば
東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ
「春になって東の風が吹いたならば、香りだけでも私のもとへ届けておくれ 主人がいないからといって春を忘れたらいけないよ」
別れを惜しむ寂しさと、境遇に対する何とも言えない思いが感じられるけど、どこか優しい歌だと思います
これは道真が自宅の梅の木に向かって詠んだそうで まるで愛しい人に呼びかけているようでもありますよね
梅の花が大好きだったとか きっと春が来るたび、この梅の花を愛でていたんでしょうね こんなん詠まれたらそりゃあ主人の元まで飛んでいきますよ 梅の木だって
(たしかそんな逸話があったような)
ちなみに画像が梅の花じゃなくって桜じゃね?って声は聞こえませんよ
今だけ梅の花なんです ええ
道真さんといえば学問の神様 あと大怨霊のお一人でもあらせられます
陥れられ左遷され、死んで怨霊にされ、神様にして祀るから許してね☆って学問の神様に祭り上げられた道真さん本人は、この状況のことをどう思ってるんだろうと思ってしまう ただ学生時代、私もお参りさせていただいたな 梅が枝餅おいしかったな🤤
近くの梅の花が咲いていたのでふと思い出した歌です
この時期になるとつい口ずさみたくなりますね
いつも似たようなものしか撮ってないけどついでに
花びらがひらひら舞うのが綺麗なんです よく撮れてないけど
今年もお花見は無理だろうけど、花は愛でに行こうかな